シンガポール – 2016年7月11日– HTCは 企業パートナーであるダッソー・システムズと協業して2016年7月10日から14日にかけてシンガポールにて開催されている世界都市サミットにて、産業、政府、人々が、持続可能な都市づくりの成長の未来像体験できるソリューションを発表しました。
急成長する都市部の人口は、2020年には世界の人口75パーセントを記録することが予想されており、大都市では、既に生み出される半分以上のエネルギーを消費しており、世界の80%の炭素を放出している。政府官僚、市長、 地方自治体のリーダーが世界中から参加する世界都市サミット2016では、より住みよい、持続可能な未来を形成するため、ポリシー、テクノロジーおよびソーシャルイノベーションにより、どのように都市づくりを管理、構築するかについて考察します。
ダッソー・システムズは一新するプロセスの中心に人々を置き、市の職員、市民および企業が協力できるようになれば都市化に関する課題に対応できると考えている。会場では、ルームスケールに対応したHTC Vive(バーチャル リアリティ システム)を活用し、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス プラットフォームを現実のように体験することができます。
「住みやすい持続可能な都市:革新的な都市の可能性(機会)」をテーマとするイベントは、ダッソー・システムズにとって3Dエクスペリエンス・シティのプラットフォームを公開する理想的な機会となります。3Dエクスペリエンス・シティをViveに統合することで没入感の高いバーチャルな世界を創造し、公共医療や社会サービス、公共事業、移動手段(モビリティ)、安全性、防犯対策、施設管理、および環境計画等の全ての主要エリアにおいて、未来の都市がどのように計画され、展開されるかということを全ての来場者はバーチャルで体験できます。ダッソー・システムズのブースでは、ユーザがシンガポールのアパートの住居者になったつもりで、住居のエネルギー消費量などのバーチャル構成を変更し、都市全体の持続可能性を向上できます。
「ダッソー・システムズとHTCが協業することにより、都市計画プランナー、リーダーに3Dの仮想ソリューションを活用して、現実の世界の課題をリアルに体験し理解を深め、ソリューションを再考することができるようになります。」とHTCのCEO を務めるシェール・ワン氏は述べた。「ダッソー・システムズのパワフルな3Dクスペリエンスのシティ・プラットフォームが弊社のViveシステムと統合された活用方法は、没入感の高いバーチャルリアリティを主要な公共部門が適用していくにあたり素晴らしい事例となります。」と続けた。
シンガポール政府の公式パビリオンである「スマートで持続可能なシンガポールを目指す」では、来場者は 「バーチャル・シンガポール」において、シンガポールの街のセンサーやシステム経由で集められたデータが3Dエクスペリエンス・シティのコラボレーション環境にどのように取り込まれ、データやプロセスがバーチャルに示され、管理されるのかを見ることができます。「バーチャル・シンガポール」はシンガポール国立研究財団(NRF)、シンガポール土地管理局(SLA)、情報通信開発庁(IDA)の支援を受けダッソー・システムズと共同で取り組むプロジェクトです。ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・シティのイニシアチブに関する詳細は下記にて閲覧できます。
www.3dexperiencecity.com
Viveは、Valve社と共同開発されたルームスケールのVR(Virtual Reality)システムです。直感的なコントローラーと360°動き回ることができるモーショントラッキング、完成度の高いグラフィックを再現可能なシステムで活用することにより、実世界と見間違える全く新しいVR体験ができます。視覚、肉体、感情に訴えかけるViveのVR世界では、魅力的なキャラクター、ビジュアル、サウンドと巡り合うことができます。
Viveに関する情報は、https://www.htcvive.com/jp/をご覧ください。
HTCについて
1997年に設立されたHTC Corporation(以下、HTC)は、受賞歴を持つモバイルデバイスの数々や、業界初のモバイルデバイスを多数開発。常にコンセプトの中心に「人」を据えることで、デザインやテクノロジーの限界を超え、世界中のユーザーにとって革新的な体験を創造します。HTCの製品ポートフォリオには、HTC Sense®のユーザーエクスペリエンスに支えられているスマートフォンやタブレットなどがラインナップ。台湾証券取引所 (TWSE) 上場 (2498)。詳しくは www.htc.com をご覧ください。また、HTC NIPPONに関する情報は、www.htc.com/jp をご覧ください。