HTC NIPPON株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長 玉野 浩）は本日、同社の新フラグシップスマートフォン「HTC 10（エイチティーシー テン）」を発表しました。HTC 10は、世界クラスのカメラ、卓越したオーディオ、メタルのユニボディデザイン、そして比類ないパフォーマンスが一体化した、HTCの高度な技術と個性を象徴する商品です。搭載した最高のパーツのパフォーマンスを余すことなく発揮できるよう、細部までこだわって設計しました。
完璧なフォルムを追求したHTC 10は、光と影の芸術からインスピレーションを受けてデザインされた、渾身の逸品です。一枚の金属を加工した継ぎ目のない堅牢なメタルボディに、メタルの美しさを際立てる大胆な面取りを施し、サイドのスリム化により、美しさと持ちやすさにこだわったデザインに仕上げました。素材やフォルムだけでなく、金属面のエッジとガラス画面との継ぎ目がシームレスに一体化するよう設計されており、電源ボタンの意匠、より高品質なサウンドを届けるためにツイーターとウーハーを別々に制御、どの角度からも認証できる指紋認証など、細部まで妥協を許しません。
HTC 10には、HTC史上最高スペックのカメラが搭載されており、カメラとレンズの画像品質測定および評価を行うベンチマークテストDxOMarkで、2016年4月時点の市場にあるスマートフォンカメラで最高ランクのスコア（88）を獲得しています。また、世界で初めてのメイン／インカメラの両方に光学式の手ブレ補正機能を搭載し、どちらのカメラも大きなピクセルセンサーとF値1.8の明るいレンズを採用しています。
HTC 10のメインカメラは、より多くの光を取り込み、低い照度でも明るく撮影できるHTC独自技術の新世代版「HTC UltraPixel 2」（ピクセルサイズ1.55µm）を搭載と、F値1.8の明るいレンズを採用することで、薄暗い場所でも自然な色合いの写真を高画質で撮影することができます。メインカメラの起動は約0.6秒、そして高速レーザーオートフォーカス機能を搭載したことにより、撮りたい瞬間のチャンスを逃さず、動きのある被写体の連写もくっきりと的確にとらえることができます。また、より多くのユーザーに高いスペックのカメラの楽しさを知っていただくため、カメラのプロフェッショナルが使用する設定を簡単に利用できるよう、カメラアプリケーションのユーザーインターフェースを工夫しました。RAWデータ撮影にも対応しているため、カメラへの造詣が深いユーザーにも十分にお楽しみいただくことができます。
自撮りに強いHTC 10は、世界で初めてインカメラに光学式手ブレ補正を搭載しています。大きなピクセルセンサーと、ワイドアングルの明るいレンズ、そしてスクリーンフラッシュにより、今までよりもさらに明るく美しい写真を撮影することができるようになりました。
スマートフォンの動画では世界初の、4K撮影＋24ビットハイレゾ録音が可能です。これにより、大切な時間をより美しく臨場感を保ったまま残すことができます（※2）。
HTC 10のこだわりは、デザインとカメラだけではありません。HTC 10はハイレゾ再生機器に認定されており、新しくなったHTC BoomSound™ Hi–Fi スピーカーは、ツイーターとウーハーを別々の専用アンプで制御することにより、その性能を最大限に引き出し、さらに迫力のあるサウンドをお楽しみいただけます。
端末購入後、すぐに高音質を楽しんで頂けるようHTC 10にハイレゾイヤホンを同梱しています。
音の聞こえ方は人それぞれ。同梱のイヤホンでもいつもお使いのイヤホンでも、パーソナル オーディオプロファイルを作成することで、お使いいただく人に合わせて音のチューニングが可能です。これにより、HTC 10で音楽を聴く人すべてに最高の音質を届けます。
進化はハードウェアだけではありません。HTC 10に搭載するソフトウェアを根本から見直し、HTCとGoogle双方がプリインストールしているアプリで重複しているものを取捨選択するなど、より速く軽快なパフォーマンスを実現しました。タッチレスポンスを約50%向上し、アプリケーション起動も約2倍高速化しています（※3）。
スマートフォンのセキュリティのためにパスワードロックは当たり前。ですがパスワード解除は煩わしい作業でもあり、快適なスマートフォン利用を妨げる原因にもなります。HTC 10は指紋認証で約0.2秒でのロック解除が可能な上、高精度な指紋認証技術を搭載しているため、どのような角度からも指紋の認証ができます。
HTC Boost+アプリでは、リソースを占有しているアプリを最適化、メモリを開放することによってパフォーマンスを向上させることができます。
HTC 10は、auから販売されるスマートフォン初（※4）の、急速充電Quick Charge 3.0に対応しています。同梱されているQuick Charge 3.0対応の急速充電器とUSB Type-Cケーブルを使用することで、約30分で50%の充電が完了します。
HTC 10では壁紙をフリースタイルでレイアウトできるようになりました。アイコンをもっと自由にクリエイティブにレイアウトすることによって、より自分らしい個性的な画面を作ることができます。数万以上のHTCテーマの中から壁紙、アイコン、通知音、フォントなどを選んで組み合わせ、自分仕様に作りかえることができます。
HTC 10専用のケース「Ice View Case」では、カバーを閉じたままでも着信時の応答や電話を切る動作が可能です。カバーを閉じたまま各種アプリからの通知を確認したり、時計や天気などを確認することもできます。また、カバーの上から2回なぞる動作でカメラを起動できるため、カメラを素早く立ち上げたい時にも便利です。
※1 2016年3月時点。HTC調べ。
※2 4K動画撮影＋ハイレゾ録音はメインカメラのみ有効。最大撮影時間は6分間。
※3 HTV31 との比較。HTC調べ。
※4 2016年3月時点。HTC調べ。
| HTC 10 | ||
|---|---|---|
| カラー | カメリア レッド、カーボン グレー、トパーズ ゴールド | |
| サイズ | 約72(W) x 146(H) x 9.2(D) mm （最厚部 10.1mm） | |
| 重量 | 約161g | |
| バッテリー容量 | 3,000mAh | |
| 充電時間 | 約90分（HTC急速充電ACアダプタ（同梱）使用時） | |
| 連続通話時間（*1） | 約1590分 | |
| 連続待受時間（*1） | 約390時間（4G LTE/WiMAX 2+） | |
| au ICカード種類 | au Nano IC Card 04 | |
| OS | Android 6.0 | |
| CPU | MSM8996/2.2GHz x 2 + 1.6GHz x 2 | |
| メモリ | 内蔵（ROM/RAM） | 32GB/4GB |
| 外部 | microSD/SDHC/SDXC （最大200GB） | |
| 外部通信規格（*2） | 4G LTE / WiMAX 2+ | |
| 最大通信速度（*3） | 受信最大370Mbps（渋谷駅周辺）（*4）・225Mbps（一部エリア）/送信最大25Mbps | |
| ディスプレイ | 約5.2インチ IPS Super LCD | |
| カメラ | メイン | 約1200万画素 CMOS BSI |
| サブ（イン） | 約500万画素 CMOS BSI | |
| 撮影サイズ | 静止画 | メイン：4,000 x 3,000ドット、サブ（イン）：2,592 x 1,944ドット |
| 動画 | メイン：3,840 x 2,160ドット、サブ（イン）：1,920 x 1,080ドット | |
| 外部接続 | Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Ver.4.2 | |
| 外部デバイス／その他 | USB（Type-C）／イヤホンジャック | |
| 防塵 | IP5X | |
| 付属品 | HTCハイレゾ対応イヤホン（試供品）、HTC急速充電ACアダプタ（USB Type-Cケーブル）、SIM取り出しピン（試供品） | |
| 価格 | オープン価格 | |
*1 日本国内における静止状態での平均的な利用可能時間です。実際にご利用になる地域や使用状況などにより短くなります。
*2 「4G LTE」「WiMAX 2+」はスマートフォンの画面表示がいずれも「4G」となります。また、回線の混雑状況に応じ、より混雑が少ないとKDDIが判断したネットワークに接続します。
*3 最大通信速度は通信規格やエリア等により異なります。受信最大370Mbpsのエリアなど最新のエリア情報はauホームページでご確認ください。
*4 東京都渋谷駅周辺エリアから開始し、順次大阪府梅田駅周辺、愛知県名古屋駅周辺、山手線主要駅周辺などへ拡大予定。なお、駅構内ではご利用いただけない場合があります。
※記載の通信サービスはいずれもベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア以内であってもお客さまのご利用環境、回線の状況により、通信速度が大幅に低下する場合があります。また、テザリング時の通信速度は接続時の機器能力に依存します。
※本機種は日本国内において3G通信はご利用いただけません。
* 具体的な発売時期、販売店、価格等については、KDDI株式会社にお問い合わせください。
* HTC、HTCロゴはHTCの商標または登録商標です。
* その他、本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
* 報道発表資料の記載情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、その他情報は、予告なしに変更されることもありますので、あらかじめご了承ください。
HTCについて
1997年に設立されたHTC Corporation（以下、HTC）は、受賞歴を持つモバイルデバイスの数々や、業界初のモバイルデバイスを多数開発。常にコンセプトの中心に「人」を据えることで、デザインやテクノロジーの限界を超え、世界中のユーザーにとって革新的な体験を創造します。HTCの製品ポートフォリオには、HTC Sense®のユーザーエクスペリエンスに支えられているスマートフォンやタブレットなどがラインナップ。台湾証券取引所 (TWSE) 上場 (2498)。詳しくは www.htc.com をご覧ください。また、HTC NIPPONに関する情報は、www.htc.com/jp をご覧ください。